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バングラデシュに行って参りました!

2024.05.12
お知らせ

2024年5月8日~12日の4泊5日で、社長含む4名でバングラデシュへ行って参りました。

■出張の目的
 ・現地の若手優秀エンジニアのリクルートのための視察
 ・協賛企業として参加したITイベント「CODE SAMURAI」の参加
 ・オフショア先(BJIT社)の開拓・視察

■「CODE SAMURAI」とは
 バングラデシュと⽇本のIT産業の将来を担う、若⼿先端エンジニアの発掘と育成を⽬的として企画
 されたバングラデシュ国内最⼤級のハッカソンコンテストです。
 当社はプラチナスポンサーとして参加しており
 優秀な成績を収めたチームにプレゼントを授与しました。
   公式サイト⇒ CODE SAMURAI

■バングラデシュのIT状況
 バングラデシュに進出している海外企業の主な業種は縫製業、ITが多くを占めております。
 製造業に関しては、原材料の輸入に掛かる関税が高くい
 原材料を必要としないIT業界が注目されています。
 IT人口は、約4500社のIT企業、フリーランスに関しては約60万人と言われております。

■所感
 CODE SAMURAIでは、街のゴミ収集車を管理するシステムを24時間で作るという課題が与えられ、
 1チーム3人に分かれて設計から開発までを行っていました。
 1チームあたり9人日の工数が与えられていることになりますが
 課題の内容は1人月程掛かるボリュームだったので
 開発スピードの速さに度肝を抜かれました。
 方式設計も各チームに任されており、私たちの知らない新しい技術を
 利用しているチームもあり情報収集能力の高さを感じました。

 そして何より、24時間粘り続ける情熱、集中力にはもはや畏敬の念を抱きました。
 このようなレベルの高い学生たちと仕事ができたら
 間違いなく頼りになるだろうと確信しました。
 今回構築したアプリケーションは、コンテスト後
 バングラデシュ政府に対し、正式な企画として上申するそうです。

 また、BJIT社にて現地で働くエンジニアや
 日本語教育プログラム「BJET」出身の学生との交流会に参加しました。
 彼ら・彼女らと会話をして感じたのは、技術力の高さと
 日本文化へ大きな関心を持っていることです。

 紹介されたポートフォリオを見てみると、生成AIを用いたシステムを公開していたり
 様々な技術を駆使したWebアプリを作成していたり
 興味深い実績を持つ学生と関わることができました。

 また、なぜ日本に行きたいのかと聞くと
 「日本の礼儀正しさ、他者の尊重、時間の正確さが好き」と答える学生が多かったです。
 両国間の歴史を踏まえて、理屈抜きで「日本が好き」という方も大勢いらっしゃるようです。
 改めて、日本の良さを外側から知ることができました。

 現地の学生約5名とコネクションを得ることができ
 今後のオフショア先の開拓や、IT人材のリクルーティングにつながる成果を得ることができました。

【奮闘中にもかかわらず、丁寧に作成中のアプリを解説する学生たち】  【ダッカ大学にて】


【セレモニーの様子】

 
【BJIT社にて】                      【BJET出身エンジニアとの交流会】

 他には、日本政府・バングラデシュ政府・住友商事によって運営されている
 国際水準のインフラとサービスが整備された経済特区「BSEZ(バングラデシュ経済特区)」や
 日本大使館での関係者パーティに参加しました。
 日本とバングラデシュの強い繋がりと可能性を実感することができました。


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